●なぜインプラントなのか
上記で述べた通り、歯が抜けた場合従来の歯科治療で治す限り、治す時に土台になっている歯(支台)に無理な力が働き、順番にそれらの歯から無くなってゆくことになります。
これらのことから、歯が無くなった場合の治療方法として従来の歯科治療法のすべては早いか遅いかのの違いはあれど、総入れ歯の方向に向かっていると私は考えております。
ところが、最近ではインプラント治療の成功率がどんどん高くなってきており、このインプラントを埋めることにより、元あった28本の歯の数に近づければ近づけるほど、『咬む力の分散』を計ることができるのです。
その結果残っている歯にも無理な力が働かず、埋め込んだインプラントにも同様に無理な力が働かなくなり、互いに寿命を延ばすことができるのです。しいては生命としての寿命をも延ばすことができるという歯のサイボーグであると考えております。
ですから、1本でも歯が無くなった場合、早めに治療し常に歯の本数を28本にそろえておく必要があります。できればインプラントによる治療が最良の方法だと考えております。
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